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プロジェクトの裏側

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大手流通複合企業のプライベートクラウド構築 プロジェクト編

大手複合企業のDX改革を推進するOSTechの実力

今、IT業界が注目する、大手流通複合企業の一大プロジェクトが進行しています。OSTechはプライムベンダーの一社としてプライベートクラウド構築プロジェクトへ参画。要件定義からシステム設計、システム構築を終え、運用フェーズを迎えているところです。
そのプロジェクトに参画していたプロフェッショナルサービス課のと、からバトンを受けるべく2022年4月からPMとして加わったに、プロジェクトについて話を聞きました。(取材日 2022年4月現在)

MEMBERソリューション技術部
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アドバンストエンジニアリング課

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プロフェッショナルサービス課

SCENE 01

総勢200名のエンジニアが参加する一大プロジェクト

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このプロジェクトは、流通業、専門展示業、金融事業、ITサービス事業、エンターテインメント事業など、グループ会社50社ほどの大手流通複合企業の案件。そのグループ会社ごとに運用しているシステムやサーバーなどを、ひとつのシステム基盤へ集約しようというものだ。2020年の立ち上げ時点からPMとしてチームをまとめてきたに聞いた。
「お客さまはDX化という形で改革を進めていることもあり、プライベートクラウドというシステム基盤を作ることで、利便性や品質の向上、コスト削減はもちろんのこと、その改革を支え推進させていくという、高い技術レベルが求められている案件です」。

ではどのくらいの規模のプロジェクトで、OSTechは何を担当したのだろうか。
「日本の大手システムインテグレーター複数社も参画し、全体で200名規模のエンジニアによるプロジェクトです。OSTechはネットワーク構築をするチームと、サーバーアクセスを管理するセキュリティシステム構築チームがあり、両チーム合わせて常に40~50人が関わっています」と言う。

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SCENE 02

自由なチーム編成と多彩な人材がOSTechの強み

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DX推進の要ともいえるプライベートクラウド構築プロジェクト、しかもお客さまから高いパフォーマンスが求められる一次請けでの受注。チーム編成の苦労はどうだったのか。
「高い技術レベルが要求される案件ですが、OSTechにはさまざまなスキルを持った人材が揃っていますから、必要なメンバーを編成するのはスムーズでした」。
ここは人材会社ならではの強みだが、ひとつだけの気を揉ませたのが第2フェーズであるシステム改善を担うPMの人選だった。
「私は別の案件が進んでいることもあり、第2フェーズからは交代しなければいけない。ところがプロフェッショナルサービス課の他のPMも案件を複数抱えていて、なかなか調整ができなかったのです。そんな時にアドバンストエンジニアリング課から、まさに適任というさんを推薦いただきました」。こうしてからへバトンが渡されることになった。

では、バトンを渡されることになったは、このプロジェクトへの参画をどのように感じているのだろうか。
「これまでは小さな規模のプロジェクトが多く、システム構築がメインでした。今までにないレベルでの仕事に携わることになり、やはり大きなやりがいを感じましたね。実際に参画してみると大手のお客さまということでこれまでとは違い、要望に対応するスピード、フットワークなどは、ギアを数段アップしなければいけないと痛感しました」。
責任は大きいが、言い換えれば期待されていることにもなる。初めてPMというポジションに就き、「新たなことに挑戦する喜びも大きい」と語る。

挑戦するといえば、は参画が決まってから海外のセキュリティ製品のメーカー資格を取得したと言う。「これまで馴染みがなかった製品だったので、これでは心許ないと思い、メーカーのトレーニングからスタートしました。さんからバトンを受け取ってからも、何かあった際にはリモートで打ち合わせて進行していますが、その際に製品知識が乏しくては話にならないですから」。思い切って新たな資格を取る、いい機会になったとも話す。

そんなに、「設計内容を理解した上で忙しい中で資格を取得し、準備してくれた。その対応力が頼もしかったです」と。そして「時には鬼のように厳しくなりがちな私と違って(笑)、メンバーたちを優しくフォローしてくれるのも素晴らしい。人選は間違ってなかったと思っています」とも言う。

SCENE 03

一次請け案件の試金石となった仕事

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今回のプロジェクトでは、日々、取引先との打ち合わせがある。
は、「プライベートクラウド構築プロジェクトということで、打ち合わせ内容は、それはもう多岐にわたります。他社の複数の専門チームとやり取りすることになりますが、それぞれのナレッジがあり、そうした情報共有や新たな製品知識など、得るものは想像以上に多いと思います」と、PMとして参画することへの期待を込めて語る。

今回、プライベートクラウドという非常に大きな基盤をゼロから構築し、運用・セキュリティまでをOSTechが担っている。つまりは今後も、お客さまの事業の方向性に従って、プライベートクラウドのスケールアウト/アップやシステムのブラッシュアップをOSTechが継続していくことになる。
「今回の共通基盤がなくならない限り、OSTechの仕事として続いていきます。この規模と内容は、OSTechにおける一次請け案件の試金石になるのかな、とも思いますね」と

は、「OSTechでは、このお客さまのプライベートクラウド構築プロジェクトのほかに、数十社にも及ぶグループ会社で使うPC環境やOA環境をひとつにまとめるプロジェクトも進行しています。PCの選定から調達、キッティングまでを担当。国内外を問わず、OSTechはメーカーとのリレーションシップが強い。その対応力が評価された結果です」。今後もお客さまとの密な関係を築いていくことになるだろう。

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SCENE 04

やはりコミュニケーション、そして先を読む力

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今回のプロジェクトを通して、一次請けに挑んでいくためにOSTechのPMに求められるものは何がポイントだと感じただろうか。

は「今回、他社のチームとも調整していく中で、改めてコミュニケーション力の大切さを痛感しています。何か起こってからではなく、普段から積極的に他社のメンバーともコミュニケーションを取ることを心がける。そのことで情報や協力も得やすくなり、仕事もスムーズに進行できる。リモートが多くなっているからこそ、なおさら重要ですね」と言う。

そしては、「やはり先読み力ですね。お客さまが何を求めているのかを察知することで、より良い提案ができる。さらにはお客さまがこれからはこんなことが気になるのでは…と感度を高くしておくことで、求められた際に即、報告や対応ができる。そしてミスも防げる。一次請けとしての使命を果たすには、やはりこうした積み重ねが重要だと思っています」。

PMとしてOSTechの一次請け案件に携わってみたいという方は、ぜひエントリーいただきたい。

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自由を選べ。自由に選べ。

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